学ぶための遊び
全ての学習者が読んで実践するための本
まとめ本
リファクタリング・ウェットウェア ―達人プログラマーの思考法と学習法を読みました。
振り返ってみると、ここ1〜2年、ビジネス書みたいのばかり読んでいて、 技術書をあんまり読んでいないな、と。
とにかくいつも仕事にまくし立てられていて、 受託でやってた時のように、数週間タスクがなくて暇なんていう状態が あり得ない事に起因してるのかななんて思ったりします。
そこで、手にとったのが、この本。 ウェットウエアってのは脳みその事を指してるんだけど、 達人プログラマたるもの、そいつをどう扱うのか?っていう本です。
ブラックスワンの話しとかも出てきたりします。
全然技術技術しているわけではないけど、端々でエンジニア稼業をしている人には ムフフって思えてしまう記述が目についたりします。
・ドレイファスモデル的には、自分が今どんくらいにいて、 ・自分の役割として、ただ命令に従ってちゃいかんなぁとか、 ・脳みそは線形なLモードと、非線形なRモードがあって、 ・両方をうまいこと使わないといけない。 ・Rモードを呼び出すために手書きのメモを〜とか。
でも、まぁ、一番グッとくるのは、最後の方の働き方の話しで。 昔読んだトムデマルコのピープルウエアとかと似たような。
・メールや電話や割り込みとの向き合い方とか ・いかに集中ができる環境を作るかとか ・アウトプットの考え方とか
何年も前から、その通りだなって思ってる事が全然やれてない。 会社うんねんで愚痴をこぼしてる前に、何度も本を読み返して、 そういう振る舞いができるように。
にしても、2009年の年末に、とても素敵な本にめぐりあえたなと思っています。
大掃除を兼ねて、今後頻繁に読み返すか否かで棚を分けようと思っているのですが、 確実に頻繁に読み返す事になる一冊になりそうです。
-- 最近、改めて↓をもう一回読もうかなぁと思っています。
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