"起業家"について取り留めもないこと。

今、サイバーエージェントの藤田社長の起業家という本を通勤時間中にケータイで読んでて、グォーって思ってるのですが、そういうのって日常生活にも少なからず影響するもので。思ったことをちょっとだけ。 #読書感想文はまた別途書きます。   いつだったか(今となってはビッグデータ界隈じゃ超有名な)某社のファウンダーの人が日本にきて、 うちの会社が当時としては先進的に(?)Hadoopを使ってる企業だって認識してくれた的な感じで、その会社で扱ってる技術に関する営業っぽいノリで僕の勤めている会社にきた。   僕はそのHadoopを、業務で自分で手を動かす形でガッツリ使ってたわけではなかったのだけど、 Hadoop: The Definitive Guideって本の読書会を主催してたのと(当時は洋書でコレ読むしかなかった)、"英語ヨロ"みたいな感じで声をかけられたような気がする。(当時の僕の英語なんてヒドイものだったけど…)   ちなみに、そのミーティングのうちの会社メンツは今では僕しか残ってない…。(今夜はその中の1人と一緒に焼肉食べいくけど)   ファウンダーの彼は、いかにも着慣れてなさそうなスーツを着てたのだけど、東京のインターネットサービス企業で働くエンジニアである僕らはいつも通りに、Tシャツ+ジーパン+クロックスみたいな感じで。 それを見た彼は、"オレもいつもは普段スーツなんか着ないよ!"的な事を言ってた。   彼は僕らの会社のことをちゃんと下調べしてくれてて、日本で一番なECサイトHadoopを活用してるなんてチョーCoolなことだよ的なことをしきりに言ってたように記憶してます。   それからだいぶ間が空いて、僕はサンフランシスコで3ヶ月間エンジニア生活を送ることになった。 それはそれは刺激的な毎日で、夜な夜なテクノロジー系の勉強会に足繁く通った。(大体ピザとビールがタダなので晩飯も兼ねてw)   SOMAにあるTwitterのオフィスで行われたHadoopの勉強会で僕は久しぶりに、そのファウンダーの彼に会った。東京で会った時とは違ってパーカーとか着てた。それでも根暗なコンピューターオタクっぽい風貌はそのままだったけど。   話しかけてみると、東京のうちの会社のオフィスで会った頃とは違ってとてもフランクな感じで、 "おー、俺ら会った事あんじゃん!サンフランシスコで何やってんの?こっちの暮らしはどーよ?"的な。   100人以上が参加するそのMeetupで、彼はさながらロックスターみたいな感じだった。 みんなが彼と話したくて列作ってるような中、"用事あるから帰るわ。またねー"って途中で帰っちゃったけど。   ちなみに、その会場でいろーんな人と話したけど、日本じゃ誰でも知ってるうちの会社の事を知ってる人は東京で会ったその彼しかいなかったし、買収した西海岸にある会社の事を知ってる人も一握りだったのも印象的だった。   ↓がその勉強会に参加したよブログ。 Hadoopの勉強会に行ってきました@Twitter | shinodogg.com   そして今日、そのファウンダーの会社の人が製品説明をしにうちのに会社にくると。 興味本位(いや、もちろんテクノロジーに関心あるんですけど)でミーティングに参加させてもらった。 スーツな日本人(もちろん着慣れてる感じ)&インド系の人(海外の人によくみるアグレッシブなトークをする人)で合計4~5人くらい。おー、そんな機能作ってるんだ!とか、xxは良さげだけど枯れ待ちかな~とか、とても勉強になりました。   にしても、数年前、ファウンダーが自ら単身で来たことを思うと、スゲー勢いで成長してんだなって。 我々日本人って彼らからしたら外国人だし、海外である日本にオフィス構えて現地の人を雇ってビジネスやってるわけで。   ちなみに、うちの会社からも開発部のVP含めて8~9人の参加だった。 もちろん"英語ヨロ"なんて雰囲気なくて、普通に会議は英語で進行してった。   くすぶってるとかそういうわけじゃないけど、ボケーっと暮らしてると数年なんてあっという間。 そんな中で、誰から言われたわけでもなく、会社起して、日々重要な決断をして、ジェットコースターみたいな暮らしてる人達もいる。   起業家の彼が今どうしてるのか分からないし、彼は僕のことなんか覚えてもいないだろうけど、 インスパイアされたっていうか、最近よくみかける"今でしょ!!"とかじゃないけど、なんちゅーかね。  

起業家
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