昔一緒のサービスの運営に携わっていたAMNの高柳さんが、 こんなイベントやるよーっていうので、ホームページ(http://agilemedia.jp/wish2009/)みてみたら、 激アツだったので、定時でとっとと仕事を切りあげて行ってきました。
ネットで話題のWebサービスが、1サービス6分の持ち時間で14サービス。 プレゼンテーションのオンパレード。聴く方もストイックだけど、寝てる人なんて全然いませんでした。
ドレスファイル(http://dressphile.jp/) オンラインクローゼット。管理するのが"洋服"という、データではなく実物です。
・しばらく着なさそうだなという服を預ける ↓ ・クリーニングしてくれて ↓ ・ガッツリ写真撮ってくれて ↓ ・空調とか防菌・防カビ的なことをしてくれて ↓ ・欲しくなったらネットで自分のクローゼットからポチると ↓ ・次の日に届く
上記が基本のフローなのですが、Webならではのいろいろなのが。
・オンライン上で服の組み合わせをチェックできる。 ⇒ このスカートとこのTシャツ~とか。自分の服とオンライン上で売ってる服の組み合わせを シミュレートしたりとかも。
・いらなくなった服はオンライン上で売りに出す事ができる ⇒ オンライン上での管理なので売買が非常に楽チン
僕の場合は、クローゼットに入りきらないような服がそんなにないので、 使うことも無さそうですが、セレブ風の人には、非常に重宝されるんじゃないかなと思います。
こくばん.in(http://kokuban.in/) 落書きとか、絵日記とかそういうヤツ。 # 実際使ってみると、そういうことねって分かるかな、と。
ユーザーの年齢層が非常に低いので、そこならではの運営で気を使っているところのプレゼン
30min:サンゼロミニッツと読む(http://30min.jp/) 作り手は2人でも、ブロガー8000人を囲い込んでいる。 アクセスしてきたユーザーの移動時間30分圏内の情報(飲食店や、イベントや、施設など)を 配信する情報メディア。
つくり的には、ブログを解析して、店舗や地域のDB(30minが溜め込んでいる)とマッチングさせて 配信するっていう仕掛け。
いつも食べログとかで探したりしてるんですが、こっちも今後使ってみようと思います。
lang-8(http://lang-8.com/) いろんな国の人がサイトに登録していて、登録している日本人は約2割くらいだそうです。 例) 日本語を勉強したいアメリカ人が日本語で日記を書く ⇒ 日本語がネイティブな人が添削してくれる × "あそこが立っているのは私の主人です" ○ "あそこに立っているのは私の主人です" 英語を勉強したい中国人が英語で日記を書く ⇒ 英語がネイティブな人が添削してくれる
添削機能のデモなど、非常に使いやすそうだったので、早速登録してみました。 # 普段英語で日記書いてますが(http://shinodogg.blogspot.com/) # ほとんどアクセスないので・・こっちに乗り換えるつもりです。
サービス的には大赤字で、収入がコストの9パーセントしかないんだそうで・・・。 頑張っていただきたいところです。
Googleアドセンスやオーバーチュアを広告に使ってそうでしたが、 表示するコンテンツによって、広告の言語も切り替えてそうでした。
Cerevo(http://cerevo.com/) ネット家電を自作している会社。(基盤にハンダ付けしてその上に載せる組み込み系アプリとかから作る)
今回の紹介は↓こんな製品。
写真を撮って家に帰って、電源入れたりとか何もせずに、家の無線LANで勝手に オンライン上(パーソナル)に写真をアップロードしてくれて、アップロードが終わると携帯にメールをくれる。
オンライン上で写真を選んで、twitterに流したり、flickrに突っ込んだり、 簡単にいろいろできちゃう。
もうPCのハードディスクで画像の管理なんかしないぜっていうのと、 勝手に家の無線LANでオンライン上に上げてくれるってのがなんともアツイです。
xtel inside(xtel: Ubiquitous Content Project) 傘を光る刀に改造して、振り回すと動きにあわせてシャキーンっていう掴みから。
・Moxa(基盤ボード) ・Talktic(JSライクなスクリプト言語) ・EC(P2Pの通信可能) ・LIFE(Web上に行動情報を蓄積)
↑の基盤を使って、花が咲くランプシェードとか。 慶応大学の学生さんということで、すっごいですね。
ユーザーローカル(http://www.userlocal.jp/) なかのひと とか、うごくひと とか。 自分は入社して社歴が浅いので、全然被っていないのですが、 GREEの社長も、ユーザーローカル伊藤さんも、うちの会社出身。
んで、User Insightっていう企業向けのページ内行動の視覚化とかできるツールについて、 これから個人向けにも無料で~的な感じでさっそく応募してみました。
読んだ4(http://yonda4.com/) どこいっても、Twitter、Twitterな感じですが、こんなサービスもあったんですね。 早速登録してみました。 今回は、アンドロイド携帯を使って、本のバーコードをスキャンして、 アップしてくれる~なんていう、すごいやつ。 でも、アンドロイド携帯もってねす。。。
JokerRacer(http://ja.jokerracer.com/) これはヤバイ。ほんとに。 Web(ブラウザ)で、遠隔地にあるラジコンを操作できてしまう。 小型のラジコンに、ちっさいLinuxサーバーとカメラを搭載。
今はそれ用に一部屋借りて、誰でも、どこからでもネットが繋がるところからなら、 ラジコンを操作できてしまいます。 プレゼンのデモでは、iPhoneからラジコンをネット経由で遠隔操作していました。
なんだか探偵とか追跡とか盗撮とかに使われたらおっかないなと思いますが、 ネットサービスがうんたらとか、そういうの全部置いておいて、 無条件にテンションが上がるサービスだなと。
ソニー銀行(http://moneykit.net/) 人生通帳というサービス。 自分にまつわるお金の情報をカレンダー上にプロットして一元管理。 銀行、カード、マイレージとか。 色の付いた枠でINとかOUTとか視覚化できる。
なんだか、まっとうというか、当たり前というか。 いかにも大企業らしい香りがしました。
司会の人が言っていた、"大企業の中でサービスを新しく始めるのはすこぶる大変"。 まぁ、そんなんだろうなぁと思います。
CARWINGS(http://drive.nissan-carwings.com/WEB/index.htm) 日産のカーナビ。 携帯の通信網を使ってインターネットにアクセスできるらしい。 RSSがあれば、それを解釈して読み上げてくれたりする。 ⇒ 拡張タグを使うことによってCARWINGS独自の動作とかさせられるらしい。 gogo.gs(http://gogo.gs/)ガソリンの値段比較サイトとか、 使えるよねっていう。上記の30minとかもいいんじゃないかと思いました。 PC,携帯,iPhoneとかの仲間にカーナビも入れて欲しいっていう。
三三(http://www.33i.co.jp/index.html) 名刺管理ソリューション。名刺をWeb上で管理。 OCRで読み取るのではなく、オペレータが手入力しているらしい。 # OCRの識字率っていまいちなんですよね・・・ Web上では、名刺をもらった人の会社の財務情報やニュースなどを同時に見ることができて、 企業的には、誰が誰にいつアポとったとか、XX部のXXさんとXX部のXXさんがXXだ的なことも管理できる。 非常に戦略的に使用できるとのこと。
で、今回は、名刺データを基に、SPYSEEみたいな繋がりを見れるようにするサービスとか、 2年分の過去の名刺データをガバっと集めて解析したら、その人がどんな人が分かる~とか。
名刺もいろいろWebと絡めて活用したら面白そうです。 # iPhoneとか携帯の赤外線で名刺のやりとりができちゃえばいいのに、、、とか思いますが。
conit(http://www.conit.co.jp/) iPhoneアプリで、日本の携帯サイトのように、毎月課金できるチャリンチャリンビジネスをやるには? iPhone OS3.0からそれができるようになったハズなんだけど、 やってる人はあんまりいない。なぜか? ⇒ コンテンツサーバーを立てなければならず非常に開発コストが大きい コンテンツ管理 コンテンツダウンロード Appleの課金システムとの通信
で、上記の面倒なところをconitが代行するから、 簡単に毎月課金型のチャリンチャリンビジネスがはじめられますよ!っていう。
iPhoneでkeynoteをワイヤレスでいじってプレゼンしたりっていう、 ギーク的で且つ、ビジネスセンスもある感じで。 こういう会社で働いてみたいな、、とか思ったりします。。
ACTION*PAD(http://actionpad.jp/) 百式(http://www.100shiki.com/)の人の会議アプリ。 GmailっぽいUIで、誰がいつまでに何するの?っていうのを管理できるツール(約束管理) 誰が[半角スペース]いつまでに[半角スペース]何するの? ↑の形式でないと入力できないようになっている。
で、このサービスを直接課金でやったろうっていうのを試みるそうで、 その過程をブログで公開していきます、とのことでした。
にしても、はじめて顔見ましたが、カッコいい人なんですね。
感想 自分もインターネットサービス会社のエンジニアとして働いているわけですが、 なんとも世の中はスゲー事になってんだなって思いました。 にしても、会場でiPhone率高すぎw
ustでも見れたけど、3000円払って行って良かった。 とても面白かったです。次もあったら是非行きたいです。