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ファンなら読んでおくべき一冊かつてファンだった人にも何か感じさせうる本
レコード会社って
「あのとき」何を考えていたのか
将来への希望を感じさせる
罪と音楽を読みました。
渾身の書き下ろしエッセイっていうのは、こういうことを言うんでしょうね。 内容もとても濃いですが、さすが作詞家だけあって、 流れるように文章が流れていきます。
音楽業界で食っていきたいとか、 歌手を目指してるとか、 そういう人は読んでおくべきなのかもしれないです。
彼オリジナルな視点で、細かい事までロジカルに分析されていて。
この人もまた、思いっきりプロフェッショナル。 なんだけど、ここまで行くと、人間のキャパとかってのは、 そこまででかくないわけなので。
また、彼が50歳というのも驚きで。
若々しいとか、そういう類いではないけれども、 音楽と、POPミュージックと向き合ってると、 こんな風にいられるんだなぁ的な。
平成生まれの人にとって、小室哲哉がどういう存在なのかは分からないけど、 今後も頑張っていただきたいな、と思います。
-- 個人的には、小室ファミリーみたいのが、嫌いで。 J-POPの、好きだ嫌いだ、みたいの聴いても感情が揺さぶられず。
そんなこんなでHIPHOPとかって感じだったわけです。 アナログレコードでベースブリブリな。
ただ、この歳になると、世の中の事もいろいろ分かってきたりして。 この本の中でも触れられてる、小室の50曲分の新譜は非常に気になります。
-- 午前中に読んだBボーイサラリーマンに引き続き、 ここでもMAX松浦の男前っぷりが。