イチローの流儀 (新潮文庫)
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小西 慶三
新潮社
売り上げランキング: 1213
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イチローの流儀 (新潮文庫)を読みました。
なにかわざとらしいキザっぽさとか、斜に構えた感じが、 野球選手なのに的な感じで、あまり好きではなかったんだけど。
この本読んで、プロフェッショナルってのは、そういうことなんだよなと。
自分の価値観で。 自分のやり方で。 自分で決める。
おだてられて調子に乗ってちゃそれまでだし。 他人に言われたことを鵜呑みにしてキャップをはめちゃそれまでだ。
言いたいやつには言わせておけばいい。 野球選手ならプレーで見せつけてやればいい。
同じリズムで暮らせるように、日常生活の細かいところから徹底する。 いつでも食事に満足できるように、レストランで注文するメニューも冒険しない。
でも、みんながイチローと同じ事をやればいいかと言えばそんな事はなく。 イチローは自分自身と会話を続けながら、 俯瞰的に自分の事を見つめながら、 自分に的した行動をする。
道具に対する手入れや愛着もすごいものがあるけど、 天候によって状態が変わってしまう木のバットに対して、 それを言い訳にしてまうのであれば、それまでだと言い切る。
個人的には古畑に出たのとかは興ざめだったけど、 相当好きみたいですね。あと白い巨塔も。
奥さんの存在も相当大きいようですが、 ブルーハーツが好きなんていう一面もあったり、 徹底的に"自分”にこだわるっていうのはかっこいいですね。