600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス

600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書)を読みました。

なんかもう、完全にヤラレタっていうか。 自分で自分の仕事が恥ずかしくなってきました。

はじめにで、『世界的に話題となっている日本発のオープンソースの WebアプリケーションフレームワークRuby」である』って。 ちょ、Rubyプログラミング言語であって、用途はWebに限定されているわけではない、 とか、そういうウンチクは置いておいて。

何よりもグッときたのは、"誰のための"とか、"何のための"とか。

徹底的にユーザビリティにこだわって。 これでもかってくらい、ユーザーのために。

当たり前っちゃ当たり前で。 でも、思いっきり今の自分には欠如していると思う。

今の会社に入社する前に、新宿のマイクロソフトのオフィスで、 Award on Railsってコンテストのイベントで、クックパッドの講演を聴きました。

その時、自分が応募したアプリ⇒http://rails.drecom.jp/entry147

もうサーバーからデリられてるみたい。。。

料理に興味があるわけでもなく、オフィスでメシ食えるっていーねー くらいしか印象がなかったわけですが。

ずっと前から地に足つけて、 ブレずにやってきてんだなって。

何のためにRails使って開発してるのかって、 PDCAのサイクルを最大限に早くして、 ユーザーの"料理は楽しい"に貢献できるから。

自分にとって、技術って何だろう?って考える。 自慰行為になっちゃってないかなって心配になる。 金儲けするためだけの道具になっちゃってないかなって心配になる。

こないだ読んだオムロンの創業者の本。 一番グッときたのは社会貢献。

むかーし、デブサミで、はてなjkondoが言ってた"デスクとベッドの間に~"って。 あー、この会社素敵だなって思った。

作りっぱなしで終わり~じゃないから、 サービスを提供している会社に勤めているわけで。

エンドユーザーからバンバンフィードバックが欲しいから、 インターネットサービスの開発に携わってるわけで。

でも、その根底って、やっぱ、使ってる人の何かを豊かにするっていうか。

ちょっと考え方変えて、明日から仕事したいと思います。