父親が煙草をやめました

僕は高校の部活を引退したくらいから、本格的に煙草を吸い始めました。 大学生の頃は、多い日は2箱くらい吸ってたと思います。

自分の家は父親がヘビースモーカーで、祖父は文房具屋を営む傍ら煙草の販売もしており、 90歳くらいまで煙草を吸い続けてたんだと思います。

大学生の頃から、煙草をやめようやめようと思ってやめられず、 でも、就職前には絶対やめたかったので、、、 っていうので出会ったのが↓の禁煙セラピー―読むだけで絶対やめられる (ムックセレクト)です。

一番響いたのは、"他の皆が煙草を吸わないで楽しんでいるのに、自分は煙草がないと楽しめない…" なんていうような一節でした。

他にも、洗脳されるつもりで、何度も読み返して、自分は禁煙に成功しました。

今では、禁煙しているという感じもなく、逆に煙草臭いところは出来るだけ避けたいです。。

何年か前に、父親にも煙草をやめて欲しいと思い、禁煙セラピーをプレゼントしました。 よく咳き込んでたような気がするし、母親も吸わない人なので。

それでも、何十年も吸い続けて、今更やめられるか的な雰囲気で、 少し残念に思いつつも、仕方がないのかな、なんて思っていました。

そんな父親も1月いっぱいで定年退職し、手続き系の面倒なことも2月いっぱいで完了し、 それから禁煙をはじめた、と。

ニコレットを大量に買い込んで~、なんていうところからはじめて、 俺が以前プレゼントした本を読んでみたそうです。

読んだことある人は分かると思いますが、 ニコレットとかそういう問題じゃねえんだってことで、 ニコレットを薬局に返品しに行ったと。

それで、今のところ2ヶ月禁煙を継続しています。

あの本が無ければ、やめられなかったと思うって。

父親はチェリーという煙草を吸っていますが、あまりメジャーなものではないので、 近所の文房具屋さんに取り寄せ的なことをしてもらって、カートン買いしていましたが、 その文房具屋にも禁煙した旨、伝えにいったとw

その話を聞いて、メチャメチャ嬉しかったですが、やっぱり親子なだけに、 そんな感情を露わにはできませんでしたが、よかったなあ、と。

-- 煙草があったから、出来た仲間とか、 煙草があったから、そこにあった空間とか、 全部を否定するつもりは、全然ないのですが、 やめてよかったな~って心から思えてるので、 もし、禁煙しようって人がいたら、合わせ技で、 自分を洗脳するつもりで読んでみたらいいんじゃないかと。

ちなみに、僕は、この本を読んでも1回禁煙に失敗してて。

何度も何度も読み返すことが必要なんだと思います。