竹中式マトリクス勉強法

竹中式マトリクス勉強法を読みました。

先日読んだ弾言と同様、 非常にライトウエイトというか、スラスラ読める本でした。

個人的にはちょっと自慢話が鼻につくところがあるかな、、とか思います。

ただ、ガツガツ本質に迫るというか。

例えば、"植物学者と庭師は違う"というアプローチ。 政治をしたこともないくせに、学者が何を偉そうに・・・ 批判だけするんじゃなくて、それ以上の具体的な施策を示せよ・・・ これは、自分も本当にそう思います。

システム屋稼業を長くやってると、通称"専門家"と呼ばれる、 自分で手を動かすことはせず、文句ばかり言っている人をよくみまけます。 歳とってもそうはならないようにと、改めて戒めになりました。

また、情報化社会に対しても、政府や公的機関から、非常に中身の濃い レポートがバンバン公開されてるのに、それを活用してる人は、極少数だ、と。 この辺は、確かに自分もアクセスせず、二次的、三次的な情報ばかり追いかけて いるような気がします。

他には、小泉元首相のエピソードが端々に出てきますが、 改めて、その人柄にものすごく惹かれます。

勉強し続けて、考え続けて、成長し続けなきゃいかんなぁと。 あー、自己啓発~って感じの一冊でございました。

小手先のHowTo本ではございません。