名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方

名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方 (日経ビジネス人文庫 ブルー す 4-1)を読みました。

開発とかマーケティングとか全然絡んでないし、 ビジネス文書に関しても、とにかく "事実と要件だけを簡潔に"って感じで、 人の心に響くとか、ほとんど考えてません。

でも、あるんですよね。そういう世界も。

取り上げられているコピーたちを、 鈴木康之氏のナイスな解説付で読んでいたら、 なんか、もう、たまんねーなーっていう。

アシックスの創業者の鬼塚喜八郎さんの半生を綴った"ころんだら、起きればよい"。 感動しました。次のフットサルシューズはアシックスになってしまいそうです。 が、アシックスのホームページで、そのコンテンツがリンク切れになってて、 どんだけだよ?と思ってしまったり・・・。

犬好きにはたまらない、"死ぬのが怖いから 飼わないなんて 言わないで欲しい"。 心をギュッとわしづかみにされたような感覚の中にも、すげーあったかくて。

朝日新聞に二年半掲載され続けた楽天トラベルのもよかったな。 最後にスナフキンが泣いていて、"旅に「さよなら」はつきものですから" っていうのも、はぅぅ、、って思ってしまいます。

んー、すごい良かった。この本。