クリップス

クリップスを観ました。

LAでは、青ギャングと赤ギャングが、血で血を洗うような抗争を繰り返し、 非常に多くの若者たちが、その命を落としていました。

生活環境そのものが、夢とか希望とか持てずに、 そういう方向にエスカレートしてしまうような。

自分は西モノのHipHopが好きですが。 その背景には、思いっきり、ギャングの存在があります。

高校生くらいの頃に、カラーズ/天使の消えた街とか、メナース II ソサエティー/ポケットいっぱいの涙とかみて、衝撃を受けました。

んで、このDVDはスタンウイリアムズっていう、 ロサンゼルスの青ギャング創始者の話。

ギャングのリーダーとして、様々な犯罪を犯し、 警察に捕まって死刑囚に。 刑務所内で改心し、子どもたち向けに、 書籍の執筆やテレビ電話等での平和教育を行って、 ノーベル平和賞にノミネートされるまでになった。

最後は、シュワちゃん(ロサンゼルス知事)が、ゴーサインだして、 2005年に死刑が執行されました。

平和に貢献した人が、殺されるのは~っていう意見も、 散々悪いことをしたのだから、殺されても~っていう意見も、 両方、当然あると思うし、そこは何ともいえないけれど、 ギャング同士の抗争とか、日本にもあると思うけど、 こういう作品を通して、世の中平和になってってくれたらいいなとかって思います。