たまには仕事のことでも書いてみる - 営業組織の中の技術職について

2013年にAWSに転職してSolutions Architectっていう、営業組織の中でお客様対応をする技術職になったのだけど、 当時はチームの人数も少なかったし、なんというか枯れてなかったり(今では考えられないオペミスとかチョイチョイ見かけたりした)、 ドキュメントとか過去の同じようなサポートケースがサクっと見つかったりする感じでもなかったので、 時間かけてでも、自分で手動かして再現させて"xxxですかね〜?"なんてことをお客様とよくやり取りしてた。 そんな中で開発チームに聞いてみないと分からないこととかはPMに直接メールしたりして。 特にKPI云々が〜とかっていうより、牧歌的というか、皆んなそれぞれのやり方で、 お客様に満足していただけるようなやり方を追っていたように思う。

社内でしか見れない動画コンテンツがあって、under the hood的な話とか、 大規模トラブルがあった時のぶっちゃけ話系の動画を、アルコタワーのカフェテリアで 昼飯食いながら観てたりしてたんだけど(この時間が密かにとても楽しみだった)、 MBAに通いだしたり、マネージャーになったりした辺りから、サクっとサラダだけブワーっと食べる的な行動の変化もあった。

自分が担当させてもらえるお客様の数はありがたいことに年々増えていくものの、 サービスの数が増えたり、サービスに特化した専門チームが出来たり、技術サポートチームの拡充や、 グローバルの膨大な数のサポートチケットを参照出来たりとかで、なんというか、自分で手を動かして 何かをするっていうことから遠ざかっていき、採用活動や各種作文的なタスクに追われるようになっていった。

自分は今年40歳になるオジサンなこともあって、そういうのがあるべき姿なような気もしてたけど、 ずっと大企業畑なのもなぁとか、担当させてもらってたStartup企業のお客様への憧れみたいなものもあったり、 いいタイミングでコレは!って思っていたAlgoliaというStartupのCo-founder CTOに声かけてもらえたのもあって今に至る。

Algoliaで採用された職種はSolutions Engineer。 AlgoliaグローバルではField Engineeringチームっていう組織の中で以下のような体制になっている(とは言えプリセールスとポストセールスに分かれたのも私が入社した後の最近の話)。 AWSのSolutions Architectureチームと同様にAlgoliaのField EngineeringチームもRevenue orgの中にある。

Field Engineering team - Solutions Engineer: Pre-Salesにフォーカス - Solutions Architect: Post-Salesにフォーカス - Expert Services & Partner Engineer

FE teamのボスは↓のPodcastに出てたりする。業界歴の長い経験豊富なベテラン。 自分にとってとてもありがたいのは馴染みのあるアメリカ英語で、且つ、 自分には分かりやすくゆっくり話してくれるところだったりする(奥さんが日本人っていうのもあるのかもしれない)。

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とは言えFEっていう括りというよりは、自分の場合は日本に私一人しかいないので、コールドコール的なこともするし、 1stコールでのお客様との会議の通訳や、契約・請求関連のお問い合わせの対応もするし、 日本語周りの実装のQAとかしながら、お客様からいただいたご質問を英語にして開発チームに聞いてみたり、 それでいてマーケティング的な活動としてMeetupやったり、勉強会に登壇させてもらったり、 今は日本のお客様の事例を紹介するブログを書いてたりもしてる。

でも、それでいてお客様からいただいたお問い合わせを自分の環境で再現させてアレやコレやしながら(やっぱりコレ楽しいわ〜)、 開発チームに問い合わせをしたり、社内ツールで挙動を確認したり、ログみたり、ソースコード読んだり、、とかやってるうちに、 なんというか通勤時間とか勿体ないので普段の生活は↓こんな感じだったりする。

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いつまでもこんな日々が続くわけではない(というか、早く組織をちゃんと作ってビジネスをデカくしてかなきゃいけない)のだけど、コレはコレで良い経験というか、同じ営業組織の技術職と言っても、会社の規模とかステージとか置かれてる状況とかによって大分変わってくると思うし、AWSもAlgoliaも多分他の会社も規模は違えど、サービスも組織も、もの凄いスピードで進化してるので、採用プロセス中と入社との間に数ヶ月空いてたりすると聞いてた話と違う、、なんてことは起こり得る。Agile開発じゃないけど、Embrace Changeというか、その時その時の状況にあわせて楽しんで働いていけるとイイんじゃないかなと思う今日この頃です。

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