10年前くらいにframeとtableタグの鬼使いでHTML書きまくってた自分ですが、 HTML5に関しては3年前くらいにGREEさんのオフィス(六本木通り沿いだったとこ)でやった勉強会で、 ラディカルな(?)APIの仕様に度肝を抜かれてから、特にフォローしてなかったのですが、 そろそろ現場感覚的にどんなもんなのかな?ってのをキャッチアップしたくて行って来ました。 懇親会でOisixさんというオーガニック系のネットスーパーさんが提供してくれたマンゴープリン。美味かったす。 ■ HTML5でサイトをつくろう 小さい制作会社(ムーニーワークス)で働きながら、デジハリで先生をやっている方の話。 明日HTML5に関する書籍を出版される、と。 PCサイトの現場では、HTML5はそんなに浸透してない。XHTMLで充分的な。 ・よりセマンティック ・リッチなアプリケーションのプラットフォーム スマホサイトはIEがないので、HTML5+CSS3でイイ感じ。 現場ではまだまだIE7までサポート。HTMLというよりCSS3の方がIEで微妙。 ブロックレベル、インライン ⇒ カテゴリ、コンテンツ・モデル 意識していけばそんなに難しくなくアウトラインが適切になる。 SEO的にも有利かな、と。 HTML5で使う新しい要素。最低限これだけ抑える的なヤツ↓ hgroup, header, footer, nav, section, article, aside headerのh1とsectionのh1じゃ重み違ってきたりするよね、と。 divタグは今まで通りに使うけど、文章の構造はそれ用の要素で。 HTML5はtime要素とか入ったり無くなったりするので、 HTML5でもidつけて、そこにCSSであててやっていく。 →要素がHTML5からなくなったりしても大丈夫。 フラッシュ的なアニメーションとかは? →IEに対応してない部分があるのでまだ仕事で使うほどではないかも。 CSS3やJSでもコンテンツスライダーとかも作れる。 CSS3の方がjQueryよりサクサク動く。でもIEの挙動がおかしいのでCSS3辛い…。 ■ スマホでも動作するJS製アドベンチャーゲームの作り方 シケモクMKさん。忍者ツールズの会社のディベロッパー。 個人で色々やってる。プログラミングの知識がなくてもゲームとか電子書籍とかを 直感的に作れるツールとか。 HTML5はクロスプラットフォームと言えど、未だIEは厳しい…。 領域.animateっていうので背景画像の切り替え。 重ねてある画像にopacityでhideとshow。それぞれdurationを設定。 PCのFFだとHTML5のAudioでmp3が再生できない。 SafariではQuickTimeがインストールされてないとAudio要素使えない。 スマホだとユーザーの操作無しにAudioが再生されない →勝手にパケットがしがし食わないように? KAG3/吉里吉里(Windowsゲーム向けの有名ソフトウエア)互換のソフトウエアのお披露目。 →Windowsゲームからスマホへ容易に移行。 ■ HTML5のアニメーション表現 HTML4までのアニメーション。 →FlashとかGifとか。あとはjQueryを使ってDOMの中身をちょっとずつタイマーとかで動かしたり。 HTML5になると、、 →今までDOMしかイジれなかったのが、CanvasとかSVGとかAudioとかもいじれるようになる。 音の再生をJSで受け取って画面を動かしたり。 HTML5じゃないと、、 →JSは基本シングルタスクなので複数タスクが同時に動くと辛い。 CPUのみで描画演算。GPUリソース使ってくれない。 Canvas iPhoneはレンダリングをGPU使ってくれるから早くなったけど、 Androidはまだっぽく凄い遅かったりする。 そうはいってもどうやって早くする?→描画処理は一括で。DBからデータ取り出したりとかと同じノリ。 WebGLは軽めな紹介だけ。
にしても、やっぱりまだまだInternetExplorerって悪い意味で存在感デカいのね、、と。