カメラを使うアプリを作るのに実機でのデバッグが必要不可欠な段階になってきたので、 日本から持ってきたAndroidを開発機にすることにしました。 ググると、ちょいちょいページがヒットして、サクっと出来るはずだったのが、 意外と苦戦したので、メモ的に書き残しておきます。 ■ エミュレーター EclipseのRun AsからAndroid Applicationでこんな感じのエミュレーターで頑張ってました。 が、動作がちょいちょいモッサリなのと、カメラアプリは起動するけど実際に写真取れないし、 画像の移り方とかだいぶ実機と違ったりするので、なんだかなぁと。 ■ 実機でデバッグ AndroidにはAndroid Debug Bridgeっていう機構があります。 ↓のブログが非常に詳しくてわかりやすかったです。 実機でデバッグするには | 逆引きAndroid入門 基本的にはAndroid側でデバッグ用の設定をいくつかいれて、PCに接続してソレ用のドライバをいれれば、、って感じになるはずです。 ■ Android SDK付属のドライバ SDKに付属してるドライバは↓に入ってます
C:パスandroid-sdkextrasgoogleusb_driver
SDKマネージャでは↓のようになってればOKな感じです。 ■ 実機を認識している状態とは ↓見づらくて申し訳ございませんが、AndroidSDKをインストールしたディレクトリのadbコマンドを使って、 adb devices list で実機がデバイスとして出てきて、 adb shell でコンソールログイン出来ればOKです。他にもいくつかコマンド叩いてみましたが全然権限ないですね。 上記な状態に辿り着くためにF-12C用のドライバをダウンロードしてきてドライバインストール時に選択する作業が必要でした。 が、Android Phone用のドライバのインストールモードになかなかなってくれなくて、既存のドライバを片っ端からアンインストールして 繋ぎ直したりゴニョゴニョやってたらそれっぽくなりましたww ■ ドライバのアンインストール ↓の画面開いて(ツールバーっていうんだかタスクバーっていうんだかですが、接続してるよんってアイコンを右クリック) プロパティからあだこだします。 ■ F-12C用のドライバのダウンロードとインストール ドライバーは↓の富士通のホームページ(http://spf.fmworld.net/oss/usb_driver/f-12c/data/download.html)からダウンロードしました。 説明書はReadmeに書いてあるので、その通りやる感じで。 adb_usb.iniをコマンドでジェネレートして0x04C5を追記してね、なんていう。。 ドライバをインストールするときは↓のような感じで選択します。
こうしてやることで、EclipseからRun AsでAndroid Applicationを起動する時も、 USBでAndroidが繋がってれば実機から起動出来て、今までと同じようにEclipse上のDDMSから LogCatでログをトレースできるし、/mnt/sdcard/とかもFile Explorerでチェックできます。 実機の方が動きが軽快でサクサクなので諸々ナイスです。
カメラ機能のデバッグが出来るようになってよかったのですが、欲が出て、他の実機じゃなきゃ出来ないような事ないかなぁとか 探してしまうあたりが、人間とは欲深いものです。。w
2011年11月13日 追記 別のマシンに環境作ってたら、また1時間以上ハマってしまいました。。 原因は↓をするのを、SDK Managerでextrasをインストールするのよりも先にやってしまった事。
adb_usb.iniをコマンドでジェネレートして0x04C5を追記してね、なんていう。。
んま、モロモロインストールし終わってから、デバイス系の事は最後にやんなきゃねー って感じでしょうか。。