セキュリティの神話 - ジョン・ヴィエガ

セキュリティの神話

セキュリティの神話

価格:2,310円(税込、送料別)

どこかのカンファレンスでオライリーの本が10%OFFですよ!的なので、 ノベルティーのグッズも欲しかったし、大して興味もないのに買ってしまった本。   が、結構面白かったです。 自分はセキュリティ屋でもなく、ちょっとくらいエスケープ忘れたからって この世の終わりに騒ぐんじゃないわよ、とか思ってしまうタイプなのですが、 そんな自分にも腹落ちするような感じで、著者の(マカフィーの偉い人)哲学っていうか、 結局万全なセキュリティなんてありゃしねーんだよ的な部分が、なんか好きです。   例えば、ユーザーに害があるかもしれないからワーニング出すとか不親切じゃね?とか。 SSLの証明書がナンチャラなんてワーニングが出てきてもユーザーはどうしたらいいかわからんでしょう、と。 だったら、最初っからワーニング出すようなものは一律NGにしちゃえばいいのにとか、 そう言われてみればそうよねぇとか。 #オレオレ証明書でクライアント認証とか、昔の職場でもやったりしてたけれども。。   別にエンジニアとかじゃなくても、ついていけるレベルの話なんじゃないかなと思います。 特に、あんまりテクニカルな人じゃないけど、それ系の部門の管理職やってますとかって 人は読んだりするといいんじゃないかなとか思いました。