Suicaが世界を変える JR東日本が起こす生活革命を読みました。
Amazonで間違って、2冊買ってしまったこの本。 内容はマジで最高の本でした。激熱です。
自分もエンジニアとして、ものづくりに携わっているわけですが、 ここまでインスピレーションを受けた本は今までありません。
著者の椎橋氏は、てっちゃん(鉄道マニア的な人)からはじまって、 国鉄→JR→ICカードを使用した巨大ネットワークシステムのオーソリティ という感じで、階段を駆け上っているわけだけど、 サラリーマンとしても、理想像なんじゃないかと思います。
入社の頃から培ったきてものを礎にして、 常に "お客様の視点" を持ちながら、 高い志を元に、前人未到なことをやってのけた。
もちろん、本の中には出てこないような、厳しい状況も 多々あったのだと思うけれど。
この本を読んだことで、自分のサラリーマン人生にも、 影響があるかもしれません。
1. 実体が掴みにくいが、利潤を求めて突っ走る 2. 世のため人のために、突っ走る
自分は今、20台後半です。 1.は給与が高く、2.は給与が低かった場合。
2.を選べるような気がしてきました。
自分の技術を世の中のために活かしたい。 世の中の役に立てるように自分の技術を伸ばしたい。
そんな風に思えたこの一冊。
仕事で"これって意味あるのかな?"とか、 モヤモヤっとしている人にとってはお勧めです。
自動改札機の中ってそうなってんだ~とか、 そういうシステム構成になってんだ~とか、 そういうの好きな人とか、尚のこと面白いかもしれません。