今日は会社のITアーキテクト育成研修。
午前中は構成管理。 Subversionの話とか、ブランチの切り方とか。
午後はトランザクション。 楽観ロックにするか、悲観ロックにするかとか。
講師は会社のR&D部門の先輩達なのだが、 昨今、大規模で非常に逼迫したプロジェクトがあり、 R&D部門の約半分が、今月からそのプロジェクトにひっぱられた。
ということで、講師の先輩達が、講義するのは今月が最後らしい。
この研修は非常に参考になった。
文系出身&現場叩き上げでやってきた自分にとっては、 与えられた命題を解決することが大事で、 体系だてて〜というアプローチをしたことがなかったから。
内容的には知ってることが多いけど、 改めて網羅的に説明されると、なるほどね〜って。
んで、研修後に部門のアーキテクチャ設計グループの 今後の方向性に関するミーティング。
結局仕事忙しいと、何にもやんないんだよね。 んじゃ手っ取り早く何かできるっていったら研修じゃね? →リーダーが割り振って強制的に参加する人決めて、 フィードバックも必ずやるようにしよう。
技術的なことを人にわかりやすく説明できてこそアーキテクトだ。 んじゃ説明する機会を作りましょう →テクニカルプレゼンテーションをやろう。 (今期は先輩が1回と俺が1回。次は中途で来た人の発表)
なんか敷居が低くて軽い気持ちで参加できることないかね? 小難しい本を1人で読むのって大変じゃね?
→読書会をしましょう。
俺が入社する前の俺の部門は技術的に非常にレベルが高かったそうだ。
そこで作られたアーキテクチャ、 そこで作られたメソドロジ、 そこで作られた実プロジェクトでの実績、
今でも、思いっきりそこがベースになってる。 会社が担いで売ってるパッケージソフトも、そこから派生したもの。
その当時は毎朝30分間、 みんなで持ち回りで技術を持ち寄って勉強会をやっていたそうだ。
そこで、XPやってみようとか、MVCフレームワークを作ってみようとか、 そんな風な流れになったんだよ〜っていう話を聞いた。
結局繰り返しなのかもしれない。
ただ、決定的に違うのは、JavaとかWebなんて当たり前のものになってて。 当時はいいお金がもらえたような仕事も、 今ではその感覚は全く通用しないということ。
いつまでも、同じ技術領域で、同じようなことやってたんじゃ、、、 って思ってしまう。
やっぱり少人数で信じられないようなスピードで、 ブワーってモノを作っちゃうような。
基幹システムだって言ったって、開発途中でコアな部分はバンバン変わるんだから、 仕様変更なんてそこにバンバンつっこんでしまうような。
RailsとかSeasar2とか。 いやー、、やっぱり、それもあんまり金にはならないか。。
お客さんにとっては安くあがって嬉しいかもしれないけど、 SIer的には、人月で売ってるんだから、 虚偽の体制でもお客さんに報告しない限り儲けは少ない。 それなら一括で受注して、安い下請に流した方が儲かる。
セキュリティとか、コンサルティングとかなんだろうか。 SI。。んー。。。