2006年02月04日

"Java"やってりゃ、"Java"ができりゃ、、、

よく、おっさんや、メインフレームの仕事をやってきたやつとかと話をすると そんな話題になる。

でも、それって全然"Java"じゃなくね?って思ってる。 っていうかどこまでが"Java"?

オブジェクト指向デザインパターンと呼ばれる  数々のプラクティスを使いこなせる事。 ・プレゼンテーション側のHTML、JavaScriptを記述できる事。  (最近はAjaxFlashといったリッチクライアント) ・コンテナの特性や使い方も抑えた上でのServletやJavaBeans  (最近はDIやAOPも?)を使いこなせる事。 ・コネクションプーリングやトランザクションも含めた永続化作業を  こなせる事。 ・propertiesやXMLを使って依存性をなくしたり、汎用性を高めたり出来る事。  (エクセルマクロを使って自動生成なんてのも含めちゃう?) ・Antのタスクを叩けばオマジナイのようにビルドされてデプロイまで  してもらえちゃうようなスクリプトが書ける事。 ・UMLでモデルが書けるとか、TestDrivenで開発できるとか、とか、とか、、

もしや、全部ひっくるめて"Java"って言ってるんじゃないの? 一言で片付けられちゃうのはちょっと寂しいっす。 そりゃ強いとこ、弱いとこあるわけですよ。 全部背負い込むのはしんどいっすよ。。

今のプロジェクトのアーキテクチャは、某巨大SIerが作ったものだけど、 結局グダグダになった状態で、いわゆる"Java"ができるやつ5人でチーム作って、 それぞれ分担して、調査してドキュメントを作って、開発者に展開した。

俺の担当は、ロギング、文字コード、DBアクセスなんていうところだった。

ログはLog4j。プロセスを多重化した流すバッチにはSimpleSocketServer 文字コードWindows-31jOracle側はJA16SJISTILDE。 DBアクセスは、JDBCと暗号化のプロダクトとしてeCipherGate。 性能面でのAddBatch化や1Actionで複数コネクションとか排他制御とか。

今となっては5人のチームで残ってるのは俺1人。 いわゆる"Java"でなんかあったら、俺が呼ばれる。

そう考えると、ちょっとやりがいあるかなぁとか思っちゃったり。 (その割には給料低すぎじゃね?とか思ったり)

って、ズラズラ書いたけど、何が言いたいのかっていうと、

今日午前中にRuby on Railsを触ってみたわけです。 当然Rubyの文法なんて何もしらないけど、とっつきやすそうだったから。

満足せる豚。眠たげなポチ。をみながら その通りやってたら、小一時間で動くものができてしまいました、と。

このフレームワークの特徴として、XMLの設定ファイルが要らないってことなんだけど。 じゃぁ、それをどうやってRails君は実装してるのよ、 ってところに興味が出てきてしまう。

結局、上で書いた"Java"が出来る人っていうのは、 "Ruby"でも似たような着眼点を持つんでしょう。

つまり、技術は移り変わっていっても、 モノの考え方とか、どうやったら楽できるか、とか。 そういう部分は変わらないんじゃないかって。

COBOL→C→Javaで歩んできた人は"なんでJavaなのか" って実感を持って語れるだろうし、 共通してる普遍的な部分って大いにあるはず (たぶんその方が多いんじゃないか?)

そういう人の事を何で呼んだらいいんでしょうね?

アーキテクト? いや、、それ違うよね。。

じゃぁディベロッパーなのでしょうか。

うーん、、なんかそれも違うような気がするけど。

今週の木曜と金曜。 今年も行ってきます。DevelopersSummit。

楽しみだ〜


そうそう、今日新宿ですげぇスタジャン着てるやつがいた。 このロゴがバーンってバックに刺繍されてんの。

もうなんか見てるだけで吐き気しそうでしたわ。