2004年01月17日

今年はじめての土曜日出勤。 朝はいつもと同じ時間に起きて、朝飯食ってジムに行く。 筋トレして、プール入って、サウナ入って、風呂入って。 ちょっと休んで会社行って。

そしたら結構人きてた。うちのプロジェクトだけ。

プロジェクト全体としてはC言語のバッチの開発が主なところで、 そこは1社の協力会社が15人くらいプログラマをつっこんでやってる。 10人くらいは来てた。画面だけじゃなくて、バッチの方も逼迫してるんだ。。

画面チームは俺と5年目の先輩の2人が出社。 先輩はXMLを使った精査の実装の部分とか、ユーティリティクラスとか担当してる。

最近、自席で作業してると、いろんな人がひっきりなしにやってきて、 仕様を教えてくれって質問攻めにされたり、なんたらかんたらあって、自分の作業が全然進まない。

今俺は、提供されたフレームワークのインタフェースを実装して、各リクエストごとの処理を汎化させたクラスを作ってる。 なんのためのクラスかっていうと、末端プログラマがこのクラスを継承すれば ほんとに各リクエスト固有のビジネスロジックを実装すれば良いだけって 状態にしてあげるためのクラス。 今まで末端プログラマだった俺としては、相当頭使うし、今まで目にしたことないようなAPI使ったりで結構苦戦してた。

5年目の先輩はかなりの達人で、それだけ求めてくるものも厳しい。 動けばいいってもんじゃない。 金曜日にソースコードレビューをしてもらった。UMLの図も一緒に。 まったくもってひっくり返った。こうした方が子クラスを作るプログラマの自由度が高いとか、 こいつの責務はあくまであーで、こーで、と。とにかく熱い。 これがエクセルの仕様書だったら、俺はふてくされて全然やる気でないと思う。 でも今の作業は自分の技術力を一番伸ばせるところ。先輩からいろんなノウハウを盗みたい。 その先輩は1月からうちのプロジェクトに入ってきた。 日本橋でやってるでかいプロジェクトのアーキテクトをやってて、 俺も一時期日本橋に常駐してた時にソースコードレビューとかでお世話になった。 日本橋のプロジェクトは4月にカットオーバーするんだけど、 だいたい収束してきたってことで、身体半分くらいうちのプロジェクトに関わるようになった。 情報系の学部出身で5年目。俺も5年目くらいになったら、こんなふうになってたい。 無理かなぁ・・。汗

リーダの先輩は最近体調があまりよくない。 そりゃそうだ。毎日深夜まで仕事して、土日のかたっぽは絶対会社きて。 対外とのやりとりも多いし(やっぱ気遣うし)、進捗とかスケジュールとか。 そういうのって設計とかコーディングとかと違って自分のペースでやれないから、 残業の時間は一緒でも疲れ方は全然違う。体力ってより気疲れだと思う。 去年ぶっ倒れた先輩もそうだった。 リーダはあんまりストイックに仕事する人には向かないのかもしれない。

やっぱアーキテクトだよ。テクニカルな方。そっち側の人間になりたい。。

ただ、最近やっぱ中国調達とかすごくて(オフショア開発ってやつ)、値段の差にびっくり。ほんとに。 もちろんオフショア開発で品質が最悪でちょー失敗したプロジェクトもある。 でもだんだん事例が増えてきて、やり方が確立されていけば、そりゃもうかなわねぇよ。。 中途半端に技術おっかけても食ってけない時代がくんのかなぁとも思う。。

そういう海外と日本との開発の掛け橋みたいな職業をブリッジSEっていう。 結構そのまんまのネーミング。今後そっちはすごい需要が増えてくと思う。 俺の同期でも東南アジアの国にブリッジSEとして海を渡った奴がいるらしい。 日本の給与体系で1年の半分くらい向こうで暮らす。大金持ちだ。うらやましい。。 やっぱ語学なのかもしんない。IT+日本語+英語+現地語。 もしIT関係に興味ある大学1,2年生の人がこのページみてたとしたら、是非おすすめしたい。